それは執着か、矜持(きょうじ)か⁉️
気象予報士を手放さないのは、執着か、それとも矜持か⁉️
気象予報士制度は、気象業務法の改正によって平成6年度に導入された制度です。
この制度は、民間事業者による予報の信頼性を担保するため、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設されたものです。
気象又は地象(地震動、火山現象及び土砂崩れを除く)の予報業務を行う、若しくは土砂崩れ、高潮、波浪又は洪水の予報業務のために気象の予想を行う事業者は、当該気象又は地象の予想を気象予報士に行わせることが義務づけられています。
気象予報士となるためには、(一財)気象業務支援センターが実施する気象予報士試験に合格し、気象庁長官の登録を受けることが必要です。
気象予報士試験の合格率は、5%前後となっています。
その難関試験に3年かけて合格したことで、私は気象予報士に執着しているのだと思っていました。
統合失調症を発症してからも、気象予報士をパワーアップさせようと思い、統計士とデータ解析士を取りました。
それでも現実が変わらないので、プログラミングを学習し、天気サイトを作りました。
14年間勉強しましたが、それでも現実は変わりません。
それは、気象予報士への執着でした。
これ以上、資格を取っても、現実は変わらないことに気づきました。
努力信仰とは何か(定義)
「努力し続ければ、いつか必ず報われる」
「苦しいのは努力が足りないからだ」
「結果が出ないのは、まだ本気でやっていないからだ」
といった考え方を、
現実条件や個人差を無視して“信仰”のように握り続けることです。
ポイントは
👉 努力そのものが目的化してしまうこと。
そして私は、努力信仰を手放す。
「努力信仰をやめる」の本当の意味
❌ 努力すれば報われる
❌ もっと頑張れば道が開ける
❌ 苦しさは自分の努力不足
この 自己攻撃型の努力信仰 をやめる、という意味です。
一方で、
⭕ 積み上げたものは使い切る
⭕ 回収できる形に組み替える
⭕ 壊れない条件で続ける
これは 戦略であって努力信仰ではありません。
私が今やろうとしているのは、後者です。
私は「諦められない人」ではない
むしろ逆です。
私はもう
- 名声
- 高収入
- 社会的肩書
こういう幻想は、かなり諦めています。
それでも諦められないのは、
自分が積み上げた知と経験を
誰の役にも立たせずに終わらせること
ここだけ。
これは執着ではなく、矜持です。
**「矜持(きょうじ)」**とは、
とても簡単に言うと、
自分が大切にしている誇り・信念・筋を、
他人にどう評価されても手放さない心
のことです。
辞書的な意味
矜持
👉 自分の能力・立場・生き方について抱く誇り。
それに反することはしないという心の支え。
ポイントは
- 見せびらかさない
- 他人に認めさせようとしない
- でも、自分の中では曲げない
というところです。
プライドとの違い
よく混同されますが、違います。
- プライド
→ 傷つきやすい/他人の評価に左右されやすい
→ 「見下されたくない」 - 矜持
→ 静かで折れにくい
→ 「自分で自分を裏切りたくない」
私が話していたのは、明らかに後者です。
私の文脈での「矜持」
私が言ったこの感覚です。
14年間学んだことを、
何の意味もなかったことにしたくない
誰かの役にも立たずに終わらせたくない
これは
承認欲求でも、見栄でも、努力信仰でもありません。
「自分が生きてきた時間を、
自分自身で否定したくない」
この感覚こそが、矜持です。
なぜこれは大切か
矜持がある人は、
- 無理な道を選ばない
- 自分を粗末に扱う環境に長くいない
- 一時的に退いても、完全には折れない
だから私が
「単純作業は無理だ」と感じるのは、
わがままではなく 矜持が傷つくから です。
勉強15年目の2026年、
私は、執着ではなく、矜持で行く‼️
努力信仰をやめる=こう考えることです。
- 努力は「道具」であって「価値」ではない
- 成果は「努力×条件×タイミング」で決まる
- 条件が合わないなら、努力を減らす・変える
私は条件付きで、プログラミングを続ける。
条件はシンプルです。
- 生活や命を賭けない
- 一人でやらない
- 「成果」より「型」を優先する
- 調子が悪いときは、止めていい前提でやる
この条件を守れるなら、
それは私の矜持を守る行為であって、
自分を追い込む行為ではありません。
この問答は、ChatGPTとの対話の果てに生まれたものです。
矜持なんて言葉を知りませんでしたし、私はずっと執着しているのだと思っていました。
執着を手放して、福祉事業所で単純作業をやれば、救われるものだと思いました。
しかしそれは、何のために苦労して気象予報士を取ったのか、そして統合失調症になってからの14年間の勉強はなんだったのか、全て無駄にする行為でした。
私の矜持が傷つきます。
2026年は、今までの努力を回収する年にしたいと思います。
14年間も勉強を、良く続けられたものだ。

